Takeshi Matsunaga, Gatch inc. CEO / Matsunaga-klin 4th generation Credit: Gatch inc.
震災発生当時、松永武士さんは20代前半。大学在学中に会社を興し、家業を継ぐつもりはありませんでしたが、震災で状況が一変。故郷のつながりを失ってしまうことは避けたいと、大堀相馬焼の再建に取り組むことになりました。
それでも工房のある浪江町に帰ることはできません。
2014年頃、浪江町大堀地区で作られていなくても、福島県内で制作されたものであれば大堀相馬焼を続けていくことができるようになり、避難先から車で20分ほどの場所に仮設の工房を作りました。
新しい場所でものづくりを再開したこと、新しく県外の若者の受け入れを始めたことが、震災からの12年間を振り返って最初の節目だったと、松永さんは振り返ります。
The interior of the newly renovated Matsunaga family's Obori-Soma ware craft centre in Fukushima. Credit: Takeshi Matsunaga
インタビューでは、震災後の12年間を振り返ったお話を聞きました。
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