日本劇作家協会・東北支部長 くらもち ひろゆき 震災戯曲にかかわって目にしたこと

Hiroyuki Kuramochi

Hiroyuki Kuramochi, Japan Playwrights Association, Manager of Tohoku branch

震災後11年。この10年で集まった震災戯曲や、学生のワークショップなどを通して被災地の演劇事情を聞きました


くらもちひろゆきさんは、岩手県在住の東北支部長、劇作家、演出家、俳優と多才な肩書を持ちます。

くらもちさんが東北支部長を務める、日本劇作家協会は、劇作家の権利を守るための活動をしている一般社団法人です。劇作の上演の交渉などのほかに、次世代の劇作家の育成をするイベントを行っています。

東日本大震災後、アメリカで「東北の演劇人のために」とチャリティーイベント、「震災 SHINSAI:Theaters for Japan」がありました。

その寄付金を託されたのが日本劇作家協会と、その東北支部です。
この寄付金をもとに2016年、が設立されました。

ここでは、震災戯曲の収集を行い、公開をしています。

くらもちさん自身も戯曲をここで発表しています。

震災が起きてから11年、演劇として書き残そうとする劇作家たちは、彼らの体験を記録している側面もあるとくらもちさんは話します。
震災の心の傷は書くことによって軽減されたような気がします(くらもちひろゆき)
また、くらもちさんは被災地での中学校演劇ワークショップのお手伝いをした際に、学生たちの震災体験をもとにしたシーンに衝撃を受けたエピソードを話してくれました。

詳しくはオーディオでどうぞ。
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