日本人の心のあり方を見てほしい 映画「侍タイムスリッパ―」監督:安田淳一

A Samurai in Time Director Junichi Yasuda

A film playing at the Japanese Film Festival 2024 "A Samurai in Time" Director: Junichi Yasuda

たった一つの映画館で始まった自主制作映画が、瞬く間に100館を超える拡大上映となりました。破産覚悟で打ち込んだこの映画への思いを安田監督に聞きました。この作品は、オーストラリアで開かれる日本映画祭2024で公開されます。


映画「侍タイムスリッパ― (A Samurai in time)」 は、9月24日からキャンベラを皮切りに始まる、日本映画祭2024で公開される映画作品の一つとなっています。
A Samurai in Time
A Samurai in Time
この作品は自主制作映画ながら、東映京都撮影所で撮影されました。
制作費用2500万円(600万円: 文化庁の補助金、1500万円:監督の貯金、400万円:監督の車を売却して捻出)は、安田監督の破産覚悟とも思える内訳です。
それでも、キャスト、スタッフの給料や衣装や食事などを支払っており、無償で働いたのは監督のみだそうです。

日本の一般の人が持っている思いやり、助け合う心や、人をはじめから悪人とみないで絆を深めていく日本人の生活に目を向けてもらいたい
安田淳一監督
また、安田監督は、映画を作る場所として「未来映画社」というレーベルを立ち上げた理由、映画を作るうえでの仕事観、米農家としての思いなどもインタビューで話してくれました。



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