ゼロアルコール飲料、若者の将来的な飲酒を促す可能性ー報告書

Cheerful friends toasting beer bottles

Credit: Westend61/Getty Images/Westend61

本来お酒の代わりに嗜まれているゼロアルコール飲料。アルコール飲料を模倣したもので、オーストラリアではアルコール度数が0.5%未満の飲料と定義されています。しかし、このゼロアルコール飲料が、若者の将来的な飲酒を促す可能性があることが、新たな報告書で分かりました。


キャンサー・カウンシルのこの報告書によると、調査の対象となった未成年の3分の1以上がゼロアルコール飲料を飲んだことがあり、またその大半がそれらを魅力的に感じたと回答しています。

ゼロアルコール飲料のマーケティングは若者をターゲットにしており、彼らにアルコール飲料の味に慣れさせ、成人してからより簡単にお酒を飲めるようにさせるものだと調査チームは主張しています。

一方でアルコール産業は、キャンサー・カウンシルの調査結果を批判しています。


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