世界で今年、一票を投じる人の数が過去最高に達するなか、民主主義に対する見方が移り変わっています。
ウーロンゴン大学法学部のマーカス・ワグナー教授はこう語ります。
「両極性が生じたことが社会の深い対立につながり、信頼が失われました。米国が健全な民主主義国家であるとは必ずしも言えなくなったと思います」。
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SBS Examines: 民主主義、世界でどのように捉えられている?
SBS Japanese
02/10/202408:26
エコノミスト誌の調査部門エコノミスト・インテリジェンス・ユニットによると、米国は「欠陥民主主義」のグループに分類されています。
「語られているアメリカのストーリーは輝かしいものですが、これまでの数十年間で、疑問視される部分も出てきています。それもあって、長い間強く掲げられ、実際に多くの人がそう思ってきた輝かしいヒーローとしてのアメリカの姿が弱まってきているといえます。」(ワグナー教授)。
SBS Examines による今回のエピソードでは、中国と米国の2つの非常に異なる国家を比べながら、民主主義に対する見方がどう世界で違うのかを考察しました。
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