オーストラリアではどのようなユーモアが好まれるのでしょうか。また、オーストラリアの人は、ユーモアをどのように楽しむのでしょうか。
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オーストラリアのコメディアンのネタは、現在はひとまとめにはできないとのことですが、ドライでサーカスティックなものが多いようです。
では一般的には、友人同士ではどのようなユーモアを交えた会話をするのでしょうか?友人をからかうことで、友人との関係が気まずくなってしまうと思う人も多いかもしれませんが、オーストラリアにおいては、これはお互いの関係の強さを表すものです。
オーストラリアで生まれ育ったIT関係の会社に勤めるジェームスさんに、親しい人同士でするユーモアを交えた会話について例を挙げてもらいました。
メルボルンの語学学校で英語を教えるアメリさんは、授業でオーストラリアのサーカズムについて触れるということです。声のトーンなどを変えることで言葉の意味を反対にすることができる、と説明するそうです。場の空気を和らげるためにサーカズムを活用することもあるとのこと ― 例えば、全く解決に至らなかった長時間の会議の後、どのようなことを言うのでしょうか?
また、サーカスティックなユーモアセンスの一環として、オーストラリアの人は自分を笑いのネタにすることがあると気付かれた方も多いかもしれません。こういった冗談としては、どのようなことを言うのでしょうか?
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またオーストラリアでは、他の国では不適切と思われるような状況で冗談を言うことがあるようです。カーヴァー恵さんがお葬式で司会をする際、近親者の方がユーモアを交えたスピーチをするのを見ることがあるということです。
このエピソードはこちらからも聞けます。
LISTEN TO
オーストラリアのユーモア入門: ユニークなオーストラリアのユーモア(Ep.5)
SBS Japanese
29/03/202322:35
オーストラリア・エクスプレインド発案 マラム・イズマイル (SBS Arabic24)
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