オーストラリア・バレエ団の創立60周年記念となる2023シーズン・プログラムの一環として、7月14日から東京バレエ団による公演がメルボルンで始まります。
日本を代表するバレエカンパニー、東京バレエ団は、これまで32ヵ国で775以上の公演を行っており、数多くの海外公演を行うことでも有名ですが、オーストラリアは今回が初めてとなります。
2015年に東京バレエ団の芸術監督に就任し、自身も長年に渡り東京バレエ団でプリマ・バレリーナを努めてきた斎藤友佳理さんは、コロナパンデミック以降久しぶりの海外公演について、「やっと明るい兆しが見えた」、「ほっとしている」と話します。
今回メルボルンで披露されるのは、ロマンティック・バレエの名作と言われる『ジゼル』。1841年に初めてパリで公演されて以来、世界中のバレエ団で上演されてきた古典バレエの代表作で、斎藤さん自身も東京バレエ団を含め多くの国で躍られてきた思い出深き作品です。
Yukari Saito performing Giselle Credit: Kiyonori Hasegawa
今回のメルボルン公演では、同団体のが主役のジゼルとアルブレヒトを演じますが、斉藤さんはそれぞれに自分の持ち味を活かして、役を表現するよう指導されています。
Akira Akiyama and Yasuomi Akimoto are one of the Giselle/Albrecht pair to perform in Melbourne. Credit: Kiyonori Hasegawa
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東京バレエ団が豪初公演、演目は芸術監督・斎藤友佳理さんの思い出多き作品『ジゼル』
13:28
Credit: Kiyonori Hasegawa
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