2021年のセンサス(国勢調査)によると、オーストラリアで暮らす南スーダンからのディンカ語を話す移民の失業率は7.8%と、国内平均の4.2%を大きく上回っています。
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SBS Examines: オーストラリアで就職が最も困難な移民コミュニティー
SBS Japanese
11/11/202407:00
SBS Examines は今回のエピソードで、ディンカコミュニティーのジェームズ・アコールさんとブオール・クォールさんに話を聞きました。
二人ともオーストラリアの大学を卒業しましたが、卒業後数年経っても、人事とビジネスというそれぞれの専門分野の仕事につけていません。
クォールさんは SBS Examines に対し、73件の求人に応募したものの、面接にすら到達できなかったと述べました。
またアコールさんは、ある慈善団体の人事の仕事で電話面接で採用されましたが、契約書に署名するためにオフィスを訪れたところ、採用を取り下げられたといいます。
「私を見ると、彼らは『きみはアフリカのバックグラウンドがある』と言いました。これが問題の一つです」(アコールさん)。
SBS Examines の今回のエピソードでは SBS Dinla と協力し、オーストラリアでの職探しでディンカ・コミュニティーが直面する障害について考察しました。
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