発酵というのは、ひとつ間違えれば腐ってしまうのが、乳酸菌ななどで美味しいものに生まれ変わる魔法の科学変化です。
日本食に欠かせない醤油、酒、味噌や納豆、漬物など、発酵食品は私たちの身近にありますが、世界にもさまざまあります。
ナタデココ(フィリピン)
え!発酵食品なの!?と思う方がほとんどかもしれませんが、実はナタ菌と言われる菌とココナッツ水を合わせ、発酵させたのが、ナタデココ。日本でも一時期ブームとなりました。
アジアングロッサリーに行くと、ナタデココの缶詰が売っています。ピーチやりんごなどフルーツとヨーグルトで和えたり、冷凍してジュースにいれてナタデココ入りのドリンクにしたり、普段から使いやすく、低カロリー食材です。
Credit: Mayu Tomaru
これも発酵食品!?と思う方も多いかと思いますが、日本の漬物はじめ、これもカラシナの変種野菜を塩や調味料で漬け込み、乳酸発酵させたものです。
過去のエピソード、でも紹介されましたが、パウチに入ったザーサイは、そのまま開けて食べてもよし! チャーハンや炒め野菜と炒めてもよし!と万能です。
Credit: Mayu Tomaru
インドネシアの大豆発酵食品。肉の代わりとして、世界のベジタリアンやヘルシー志向の人に注目されています。
洋食にも和食にも合い、またお菓子としても食べやすく売っています。
Credit: Mayu Tomaru
日本人の食卓によくある韓国のキムチ!これも発酵食品のひとつです。乳酸菌によって善玉菌を補い、ビタミン豊富で食物繊維も豊富な発酵食品です。
中でも、汁ごと食べられる水キムチは赤いキムチを遥かに超えた約20倍の乳酸菌が含まれています。
『乳酸菌で体の中からキレイに。塩麹で簡単水キムチ!』
材料
- お好みの野菜やフルーツ(胡瓜、パプリカ、大根、人参、マスカットやミニトマト等)約650g
- 生姜のせん切り 1カケ分
- 塩麹 大さじ2
- 酢 大さじ1
- 米のとぎ汁 500ml
作り方
- 野菜やフルーツは食べやすい大きさに切る。大根や人参、りんごなどは薄切理にすると食べやすい
- ボールに全ての野菜とフルーツを入れ、塩麹と混ぜ合わせ、15分漬ける
- その中に、生姜のせん切り、酢、米のとぎ汁を入れて、軽く全体を混ぜ、ラップをしたら、夏場は半日、冬場は2日ほど常温で発酵させておく
- 汁が少し半透明になり、酸味がしたら、冷蔵庫に移して、冷して召し上がれ!
SBSの日本語放送は火木金の午後1時からSBS3で生放送!
火木土の夜10時からはおやすみ前にSBS1で再放送が聴けます。
から過去のストーリーを聴くこともできます。