8月25日、メルボルン大学のSidney Myer Asia Instituteにて、ビクトリア州日本語弁論大会2024が開催されました。
50年以上の歴史を持つ、オーストラリア日本語弁論大会。しかし全国大会は、昨年をもって幕を閉じました。この大会をビクトリア州で存続させようという主催団体の尽力により、多くのスポンサーが協力し、今回の州大会が行われました。
Trophies for prize winners of the Japanese Language Speech Contest Victoria 2024 Credit: Keina Takeda
オープン部門では、TK Reekie-Bucklandさん(モナッシュ大学)が優勝、Maria Alexandraさん(モナッシュ大学)が準優勝に輝きました。
優勝したTKさんは、先住民と中国のバックグラウンドを持つオーストラリア人です。
TK Reekie-Buckland, the first prize winner of the Open Division (centre), Jamal Hakim, the Councillor of the City of Melbourne (left), Junji Shimada, the Consul-General of Japan in Melbourne (right) Credit: Keina Takeda
「私はこのスピーチコンテストに参加したいと思ったとき、本当に私にとって大切なことについて話したかったです」
Maria Alexandra, the second prize winner of the Open Division
「私はこの(いきがいの)意味をよく分かったときには、本当にこの深い意味にすごく感動していましたので、今回のスピーチで皆さんにもこの"いきがい"のメッセージを伝えたいと思っていました」
スピーチの一部とインタビューはオーディオからお聴きください。
Contestants of the Japanese Language Speech Contest Victoria 2024 Credit: Keina Takeda
オープン部門 受賞者・タイトル
1位 TK Reekie-Buckland
アイデンティティの再発見:日本語を通じて見つけた文化の誇り / Rediscovering Identity: Finding Cultural Pride Through Japanese Studies
2位 Maria Alexandra
いきがいの発見:言語から科学へ、アイデンティティの形成 / Discovering Ikigai: Shaping Identity from Language to Science
3位 Waylon Lin
「能力主義」に潜む恐ろしい事実 / The Terrifying Truth behind Meritocracy
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