パリオリンピックで初めて正式競技となったブレイキン(ブレイクダンス)。
1970年代のアメリカ・ニューヨークのサウスブロンクス地区で、ストリートダンスとして生まれました。
日本ダンス連盟ブレイクダンス部門によると、この地区は当時、世界でも稀にみる貧困地域で、多くの争いや殺し合いが起きていました。
そこで「殺し合いをせずに音楽で勝負する」とDJであったギャングが提唱したことで、ブレイキンのバトルスタイルが生まれたと言います。
このバトルでは、ダンサーであるBboyまたはBgirlは、DJが選曲した音楽に合わせて即興でダンスを披露、高度なパフォーマンスやアクロバティックなどで競い合います。
パリオリンピックでは5つの基準で評価されます。それはミュージカリティ、テクニック、オリジナリティ、完成度であるエクセキューション、そしてスタイルの多様性を指すボキャブラリーです。
ダンサーはひとつのバトルで、対戦相手と交互に3回パフォーマンスを披露。勝敗はジャッジの多数決で決まります。
シドニーで15年以上ダンスを教えてきた、ブレイク塾のHidebooさん、そしてブレイキンを学んでいる子どもたちにお話しを伺いました。
SBSの日本語放送は火木金の午後1時からSBS3で生放送!
火木土の夜10時からはおやすみ前にSBS1で再放送が聴けます。
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