東京五輪開幕まで100日切る、豪は全選手ワクチン接種へ

Canoe Slalom athlete Jessica Fox (r) and Modern Pentathlon athlete Edward Fernon

Canoe Slalom athlete Jessica Fox (r) and Modern Pentathlon athlete Edward Fernon Source: AAP

「私たちの仕事は代表チームを安全に日本に送り、ベストの状態で競技に臨んでもらい、すべての検疫プロセスを通過して、安全にチームをオーストラリアに連れて帰ることです」(AOCのキャロルCEO)。


きのう14日の時点で、今年7月23日に予定されている東京オリンピックの開幕まであと100日となりました。

コロナウイルスのパンデミックで、1年間延期された東京オリンピック。大会への出場を予定している選手たちにとっては、ようやく見えてきた道筋です。出場に向けての準備が本格化します。
しかし週末に行われた世論調査で、開催国である日本では国民の70%が、オリンピックの開催に反対しています。
これだけでも、東京でオリンピックを開くことがどれだけ難しいかがわかります。

オーストラリア・オリンピック委員会(AOC)のマット・キャロルCEOは、オーストラリア代表チームの選手すべてに対してコロナウイルスのワクチンの接種を終えてから日本に派遣する方針を示しています。

また、代表チームのイアン・チェスターマン団長は、今月19日から始まるオーストラリアとニュージーランドとのトラベルバブルに触れ、国際試合など両国のスポーツ面での交流が再開されることで、オーストラリア代表チームにプラスになるとも語ります。 

東京オリンピック開催中には、オーストラリアの主要都市でライブ観戦施設が設置されます。少ない時差を活かし、ライブでオーストラリアから選手に応援を送る場所となります。

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