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シドニーで気付いた金継ぎの力、諸岡淳
長い歴史を持つ日本の伝統文化の一つ、手まり。「同じ人、同じ柄でも、作った手まりは皆違ってくるのがおもしろいところ」と、シドニーで手まりを作るコヴナツキちひろさんは語ります。
手まりとの出会いは母方の祖母。自分の夫を40代で亡くしたコヴナツキさんの祖母は、針仕事で生活を支え、子どもたちを育てたそうです。98歳で亡くなりましたが、93歳まで趣味の手まりを作っていました。コヴナツキさんは手まりの作り方を祖母から習ったのではなく、シドニーで自分で学び始めました。手まりを作りながら、祖母の存在を感じ、思い出がよみがえるときがあるといいます。
Hana-Karuta, special Temari balls for Chihiro Kownacki who teaches the Japanese craft in Sydney. One of them was made by her late grandmother. Source: Chihiro Kownacki
インタビューでは、手まりとの出会いやそのおもしろさ、シドニーでのワークショップ、印象に残る手まりなどについて聞きました。
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