ニューサウスウェールズ州では、HSC(大学に入学するための統一試験)のために履修できる外国語のうち日本語、中国語、韓国語、インドネシア語のアジア4カ国語のみに対し、異なるレベル設定(高いレベルの2コースを加えた4つのコース、他の言語は2コースのみ)と、その言語を履修するための厳しい資格基準が設けられています。
親がその言語を話すかどうかなど、生徒のバックグランドが細かく審査されます。母親が日本人だということでその生徒が希望するレベルのコースを受けられないケースが報告されています。
HSC 日本語委員会の嶋田典子前会長に、現会長である福田モーゼルマン美香さんの同席のもと、お話を聞きました。