日系生徒に「不利」なHSC、コミュニティーが懸念

Students taking HSC exams

HSC students who are unable to travel outside of Sydney's municipal limits will be able to receive the COVID-19 vaccine next week. Source: SBS

国際結婚が増える中、親のどちらかが日本人でも家での会話は英語という人もいます。


ニューサウスウェールズ州では、HSC(大学に入学するための統一試験)のために履修できる外国語のうち日本語、中国語、韓国語、インドネシア語のアジア4カ国語のみに対し、異なるレベル設定(高いレベルの2コースを加えた4つのコース、他の言語は2コースのみ)と、その言語を履修するための厳しい資格基準が設けられています。

親がその言語を話すかどうかなど、生徒のバックグランドが細かく審査されます。母親が日本人だということでその生徒が希望するレベルのコースを受けられないケースが報告されています。

シドニーにあるは2007年から、この履修基準を撤廃し、日本語を学ぶ生徒がそれぞれのレベルに合わせて希望するコースを履修できるようにするための活動を行っています。

HSC 日本語委員会の嶋田典子前会長に、現会長である福田モーゼルマン美香さんの同席のもと、お話を聞きました。

火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!


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