ニューサウスウェールズ大学の調査チームによりますと、ニューサウスウェールズ州の小学校に通う児童の25%は、就学が可能となる年よりも一年遅らせて学校生活を始めており、成績や学習態度がよい傾向にあります。
オーストラリアでは、子どもが6歳になるまでに学校教育を開始していないといけないという決まりがあります。一方で、子どもの性格や社交性など各種能力を考慮したうえで、保護者が入学時期を決めることができます。そのため、子どもが小学校のプレップに進学する段階で、同じ学年の子どもの間で18ヶ月の年齢差が生じる場合もあります。
入学を遅らせるか否か、どのような選択肢が子どもにとって一番よいのでしょうか。