R.ワーグナーのローエングリン (VIVA! Opera 58)

Joan Sutherland

Australian operatic coloratura soprano Joan Sutherland, 1976. Photo by Jack Mitchell/Getty Images. Credit: Jack Mitchell/Getty Images

ドイツ・ロマン派の大作曲家、R.ワーグナーの「ローエングリン」。 ロシア出身の画家で抽象画の先駆けと言われるカンディンスキーにも大きな影響を与えたということです。大武さんは今回は第一幕の「エルザの夢」をピックアップしました。


毎月第4・第5木曜日に放送しているオペラ音楽のコーナー「VIVA! Opera」。オペラをもっと多くの人に楽しんでもらおうと、シドニー在住のソプラノ歌手、大武彩子さんが毎回曲をピックアップし、分かりやすい説明とともにお届けします。
第58回は、ドイツ・ロマン派の大作曲家、R.ワーグナーの「ローエングリン(Lohengrin)」より、「エルザの夢(Einsam in trüben Tagen)」をピックアップしました。

第一幕、フリードリヒ伯爵の訴えにより、実の弟を殺したのかドイツ国王から尋ねられるブラバント公国のエルザが、とある騎士が自分の代わりにフリードリヒと戦ってくれるはずだ、と語ります。エルザの夢見がちな性格とファンタジー要素の強いお話が、夢のような掴みどころのない、それでいて美しさで溢れた音楽で彩られています。


ラジオ番組では、オーストラリア出身のプリマドンナ、ジョーン・サザーランドによる録音を紹介しました。



3月28日のラジオ番組は放送後1週間こちらから聞けます↓
SBSの日本語放送は火木金の午後1時からSBS3で生放送!

火木土の夜10時からはSBS1でお休み前に再放送が聞けます。

無料でダウンロードできるSBSオーディオのアプリでもどうぞ。

SBS 日本語放送のFacebookもお忘れなく。


Share