「自分のライフイベントを考えつつ」乳がんの検診を

Japanese Breast Cancer Specialist, Dr. Yumi Kashikura

Dr. Yumi Kashikura (Left) with Specialist Breast Surgeon, A/Prof Elisabeth Elder(Right), Westmead Breast Cancer Institute, Sydney Source: Yumi Kashikura

10月は乳がん月間です。普段なかなか会話することのない乳がんについて、この機会に話してみませんか? 日本乳癌学会専門医をお招きし、聞いてみました。


 

オーストラリアでは毎日約55人の方が乳がんの診断を受けると言われ、日本では11人に1人の女性が乳がんになるといわれています。両国において、最も診断が多いと言われる乳がんですが、早期発見であれば、90%は治ると言われています。

そのため、10月は乳がんの検査を受ける大切さについて呼びかける「乳がん月間」として、世界各国でキャンペーンが繰り広げられており、Pinktober(Pink+October)、またはPink Ribbon Monthと呼ばれています。メルボルンのボルテ・ブリッジやゴールドコーストのマリーナ・ミラージュなど、各地のランドマークがピンク色にライトアップされているのもその理由です。

今回は日本乳癌学会の専門医のひとりである柏倉由実先生、そして乳がん経験者であるブリスベン在住の美香さん(仮名)の声とともに、乳がんについての知識や認識を深め、検査に行くきっかけになってもらえればと願っています。



 

 

 

 

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