逮捕されたのは、日本国籍を持つ男30歳で、2日夜、東京からパース国際空港に到着した際の荷物検査で、オーストラリア国境警備隊(ABF)が男のスマートフォンを調べたところ、子どもの性的搾取、及び性的虐待が疑われる児童ポルノの画像や動画ファイルが200以上が見つかったということです。
そして、ABFの検査官が調べをすすめたところ、スマートフォンにダウンロードされていたアプリの中からも、更に300本以上の児童ポルノ動画が発見され、現在、当局がデジタルファイルをすべて回収し、分析を行っています。
ABF西オーストラリア地域の統括官ロッド・オードネル氏は、子どもの性描写物所持は法律で禁止されており、決して許されることではなく、警戒のレベルを引き上げていると語っています。
ロッド・オードネルWA地域統括官「ABFの検査官は、税関法の下、海外からの旅行者の携帯電話や電子機器を調べる権限を持っています。我々は国内のすべて空港で、日々その権限を行使しています。」
児童ポルノを輸入、または輸出したとして有罪が認められた場合、最長で禁固10年の刑、罰金52万5000豪ドルが科される可能性があります。